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釣り方に生かそうシロギスの生態

初夏になると一斉に浅場で釣れはじめるので、各地の投げ釣りや船釣り、ボート釣りで狙う人が多くなります。


関東では1月くらいから深場で狙う船もあるらしいですが、関西、特に阪神間の私の乗る釣船は例年5月の連休の終わりくらいからターゲットがキスとなります。


そして、9月末まではキスオンリーで出す船もあります。


だいたい、初冬までコンスタントに釣れるようですが、水温の下がる冬場は深みに落ちていきます。


シロギスの適温は大体18?24度といわれ、夏場の30度近い高水温でも食欲は旺盛です。


水温が15度以下になると活性が低くなるそうですので、水温も気にしなければなりませんよ。


シロギスは昼間明るい間を主に行動するといわれています。


釣りでも明るいうちによく釣れ、夜間は大型の単発狙いとなります。


シロギスとよばれていますが、体色はあめ色に近く、真珠の色に似ているように思います。


若魚までは群れで回遊しているため、かけ上がりなどの群れている場所に当たると数釣りが楽しめます。


砂底の浅い海に生息しますし、河口の汽水域にもよく侵入しています。


河口でのハゼ釣りのときも混じって釣れることがあります。

シュノーケリングなどしていると夏は海岸の砂浜などでも頭を下げて海底を嗅ぎまわるように泳ぐ姿を見ることができます。


シロギスの行動範囲は、底から30cmまでの間をヨブ(海底の砂の起伏)に沿って小数の群で泳いでいるといわれています。


水槽で観察した人の記録では、ほとんど底スレスレを泳いでいるかジッとしていることが多いようだと報告されています。


しかし障害物等に隠れることはあまりせず、むしろ砂利の中に潜ることを得意としているようです。


吻(ふん)(口先)の部分がかなり硬く、危険を感じると逆立ちの姿勢から勢いよく体をふるわせて砂にもぐるそうです。


口は小さいが、吻(ふん)が前に突き出ていて、砂底にひそむ獲物を探すのに都合がよいようにできています。


観察記録によると、においというよりは目で餌を補足するようで、底が荒れていたり濁りがある場合釣果が落ちることを裏付けています。


また、不規則に動く餌をとらえるのは不器用で、小回りがきかないという観察記録もあります。


しかし一定の方向に動く餌には、スッ飛んでとらえることができるようです。


自然界では、ヨコエビ・ゴカイ・エビ・カニの甲殻類などを食べており肉食性です。


食べ方は、小さいものはそのまま飲み込み、長めのものは端から吸い込むように食べるようです。


しかし、あまりに大きいものや多く吸い込み過ぎると吐き出してしまう習性を持っています。


体は細長い円筒形で、細かいザラザラのうろこにおおわれている。


どの種類も体色は一見目立たない色をしているが、体側は光を反射して美しく輝きます。


パールピンクの美体なのです。


シロギスは寒い時期には肌がざらりとして脂がなく、あまりおいしくありません。


5月になり、ときに蒸し暑い日々が続くと脂がのり、どんどんおいしくなってきます。


旬の寿司ネタとして使われるのは5、6月です。


7月、8月ともなると産卵期になり、味が落ちてくるといわれています。

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